読書感想文10

読書感想文もついに二桁に突入しました!!

今回は、司馬遼太郎著の『峠(上・下)』と『豊臣家の人々』をご紹介します。

『峠』は、幕末の越後長岡藩士、河井継之助の一生を描いた大作です。長岡藩の持て余し者の青年期から、この時代には珍しく西洋思想に通じ歴史や世界の動きに敏感で、ものごとの原理を知ろうと努め、やがて藩の筆頭家老に抜擢され、幕末の戦火に巻き込まれて行き北越戦争に散ると言う、最後の武士の生涯を描いています。

『豊臣家の人々』は、貧農の家に生まれながら、人臣の最高位関白の位に昇った豊臣秀吉とその縁者達の繁栄と衰亡を描いた作品です。縁者達の物語が各々に描かれており、その個人の境遇や感情が分かり易く、興味深い一冊です。

ブログ

前の記事

読書感想文9
ブログ

次の記事