読書感想文73

福井雄三著の『司馬遼太郎の「意外な歴史眼」』をご紹介します。

偉大な作家、司馬遼太郎さんの作品にメスを入れ、著者が史実に則り解説しています。

司馬さんの代表三部作、『竜馬がゆく』『坂の上の雲』『翔ぶが如く』をメインに、司馬さんの

ノモンハン事件から東京裁判に至る生い立ち、考えが代表三部作にどのように影響しているか、

どのような歴史眼をもっていかを考慮し、それが日本人の自国に対する自信のなさにどのように影響を

及ぼしているかを紐解いています。

また今後、日本の正確な歴史を踏まえて、適切な外交を行える様、示唆しています。

 

 

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