読書感想文139
今回は、いつもと少し趣味の違う本のご紹介です。
上原裕美子/保科京子訳 斉藤幸平解説の「なぜ、脱成長なのか」をご紹介します。
繰り返される大量生産と大量破棄、慢性化した長時間労働、広がり続ける格差、歯止めがかからない気候危機。
今、際限なき成長を追求する資本主義の矛盾と限界が露呈している。
これを解決する経済社会ビジョンとして注目されるのが「脱成長」だ。
と言うような内容について書かれています。人口の増加・自然破壊・温暖化等々このままでは危険な状態であることは理解できますが、はたして脱成長が可能なのか?非常に疑問でもあります。ある地域・ある国が単体で行えるのでしょうか?
難しい内容の一冊です。