福井雄三著の『司馬遼太郎の「意外な歴史眼」』をご紹介します。
偉大な作家、司馬遼太郎さんの作品にメスを入れ、著者が史実に則り解説しています。
司馬さんの代表三部作、『竜馬がゆく』『坂の上の雲』『翔ぶが如く』をメインに、司馬さんの
ノモンハン事件から東京裁判に至る生い立ち、考えが代表三部作にどのように影響しているか、
どのような歴史眼をもっていかを考慮し、それが日本人の自国に対する自信のなさにどのように影響を
及ぼしているかを紐解いています。
また今後、日本の正確な歴史を踏まえて、適切な外交を行える様、示唆しています。