2024年10月24日 / 最終更新日時 : 2024年10月24日 admin ブログ 読書感想文143 今回は、吉村昭著の「破獄」をご紹介します。 久しぶりに吉村昭さんの本を読みましたが、改めてすごい作家の方だと思いました。 この本は、ある囚人が昭和11年青森刑務所、昭和17年秋田刑務所、昭和19年網走刑務所、昭和22年札幌刑務所を犯罪史上未曾有宇の4回も破獄した物語です。 その綿密な計画と大胆な行動力、超人的ともいえる手口を、戦中・戦後の動乱の時代背景に重ねて描かれています。 あっという間に読破してしまう一冊です。 FacebookCopy