読書感想文102

今回もハードカバーの本をご紹介します。

真藤順丈著の『宝島』です。

第160回の直木賞受賞作です。

大東亜戦争直後のアメリカに統治されている時代の沖縄が舞台となっています。

戦争終結後も、アメリカの基地と暴力と支配に苛まれながらも、懸命に生きる沖縄人達。自分達はどこから来て、どこに行こうとしているのか?

そんな中の若者達の姿、生き様が鮮烈に描かれています。

パンチのあり過ぎる一冊です。

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