読書感想文144

呉座勇一著の「戦国武将、虚像と実像」をご紹介します。

一般的に思われている戦国武将のイメージは、わずか数十年前に出来たものが実は多い!

織田信長は革命児、豊臣秀吉は人たらしで徳川家康は狸親父。

明智光秀は常識人で、斎藤道三は革新者、石田三成は君側の奸で、真田信繁は名軍師。本当でしょうか?

著者は、江戸、明治、大正、昭和と時代ごとの価値観に照らし合わせて、解説されています。

時代のニーズに合わせて、偉人のイメージが変わるのは興味深いです。