読書感想文135
今回ご紹介するのは、李栄薫編著の「反日種族主義」です。
慰安婦・徴用工・竹島等の日韓問題に韓国を愛する韓国の研究者が実証的に検証し、日韓関係を危機に陥らせた数々の「嘘」を指摘した憂国の一冊です。
取り上げられているのは、事実に基づかず検証もしなかった大法院の徴用工判決や、独島(竹島)が韓国固有の領土であると証明できる証拠は存在しないや、日本軍慰安婦問題の実証を理解しない韓国側の責任の重さ等です。
韓国の研究者たちが、自国の間違いを指摘し反省を促し、自国のさらなる発展を目指して書かれています。
日本の歴史も正確に間違いなく次の世代に引き継がれているのか、考えられさせる本です。
歴史教育の大切さを痛感する一冊です。