読書感想文75

吉村昭著の『逃亡』をご紹介します。

大東亜戦争中の昭和18年頃から終戦にかけての物語です。

戦況の悪化に伴い、切迫した空気の張り詰める「霞ヶ浦海軍航空隊」で苛酷な日々を送る十九歳の青年が、

数奇な運命を背負い、戦争に押しつぶされていく人間の苦悩が描かれています。

作者の文章は、読んでいると没頭してしまい、魅力十分です。