読書感想文150

今回ご紹介する作品は予告しました通り、津本陽著「下天は夢か」四部作です。

木村拓哉主演の「レジェンド&バタフライ」では、濃姫と仲良く描かれていましたが、この作品ではそうでもなく、吉野との愛情の深さが表現されています。史実を調べてみます。

明智光秀も少しイメージと違う描かれ方でした。でも、この作品の方が歴史に即していると思われます。

ちなみに、表題の「下天」とは、倶舎論に人間の五十年は四王天においては一日一夜にあたると言う句からとっている様です。

読み応え抜群です。皆さんも是非読んでみて下さい。

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